鎖骨骨折の手術後に早く完治したい人がするべき重要なこと
注意
この記事は、自身の経験や反省を踏まえ、同じ悩みを抱えてしまう人を一人でも減らしたいと思い書きましたが、やる前には、担当の医師に確認したうえで行ってください。
鎖骨を骨折して、プレートで固定する手術をした場合(下の写真のような手術です)、禁止事項として医師から次のような指示を受けると思います。
引用:https://www.jsfr.jp/ippan/condition/ip03.html
「腕を肩より上に上げてはいけない」
とか
「腕を90°以上、上げてはいけない」
といったものです。
これは、プレートが折れることや、治りかけた骨に余計な負荷をかけないようにするために、絶対に守らなければなりません。
しかし、これを守ったうえで、やるべきことがあります。
それは、禁止されていない範囲で腕を動かすことです。
具体例には、
「腕を肩の高さまで上げること」
とか
「腕を上げていいのは90°まで」
といったものです。
大切なことは「動かしてもよい」ではなく、「積極的に動かす」です。
なぜかというと、腕を全く動かさない期間が長く続くと、筋肉が固まってしまい、腕を動かせなくなってしまうからです。
私はこれを知らなかったため、筋肉がほぼ固まってしまい、何度もリハビリに通わなくてはならなくなりました。
最初は自力で20°くらいしか腕が上がらず、本当に焦りました。
時間を見つけては、動かせる範囲で腕を動かすことが、筋肉のためには必要だったのですね。
ちなみに、このことは医師にとっては当たり前すぎる話なので、つい説明を飛ばしてしまう先生も中にはいると思います。
その場合は、きちんと患者側から確認を取るようにしましょう。
最後に、冒頭でも書きましたが、腕を動かすことについては、必ず担当の医師に確認したうえで行ってください。
最後までお読みいただきありがとうございました。